ハムとベーコンは製造工程が違うらしい

 
 

 
 

 ハムは、主に豚の腿肉等を塩漬け、熟成し、ケーシング(型)に詰め(更に燻製にし)て、ボイル(湯煮)又は蒸煮して作る加熱食肉製品だそうです。
 部位による違いで、モモ肉(骨付きハム・ボンレスハム)、ロース肉(ロースハム)、肩肉(ショルダーハム)、バラ肉(ベリーハム(バラ肉でもハムになります))などと呼ばれるそうです。
 生ハムは、豚の腿肉を塩漬けにし、加熱せずに乾燥させながら熟成させたハムで、普通のハム等に対し、製造工程で約3倍の塩を使うので(後で塩抜きを行うが)塩辛いのだそうです。
 また、『ハム』という言葉には、もともと「塩漬けした豚のもも肉」という意味があるそうです。 豚の腿肉その物もハムと言うそうです。

 ベーコンは、主に豚のばら肉を塩漬け、熟成し、低温で燻製(スモーク)にした保存食品で、ボイル(湯煮)はしないそうです。 原料の関係でハムに比べ脂肪分が多いそうで、そのものを味わうより、料理の出汁を取ったり、調味料代わりとしての利用が多い製品らしいです。
 使用する部位によって、ロース肉(ロースベーコン)、肩肉(ショルダーベーコン)、バラ肉(ベーコン)呼ばれるそうです。
 また、豚のばら肉その物もベーコンと言うそうです。

 海外で売られている生のベーコン(塩漬け・低温で燻煙しただけで肉が透き通っている)は加熱する必要があると言うことのようですので注意が必要ですね! 日本で普通に売られている日本製の「生ベーコンを加熱後スライスした」製品は買ってきてそのまま食べても大丈夫ということです。

 ※ケーシング(Casing)はソーセージの表皮部分で、主に動物の腸を用いるほか、人工(コラーゲン、プラスチック、セルロース製)のものもあるそうです。

参考
サラミもカルパスもソーセージらしい
ウインナーとフランクフルトは同じらしい