ヨーグルトは乳酸菌の種類で効果に違いがあるらしい

 
 

 
 

 ヨーグルトは、乳酸菌によって牛乳を醗酵させた食品です。そのヨーグルトに使われている原料の乳酸菌によって期待される効果にさまざまな違いがあるようです。その中でも一番効果があるのは、整腸作用のようです。腸の働きが悪くなると、体の代謝が悪くなり、免疫機能が低下したり、病気を引き起こしたりするようです。また、腸は第二の脳とも言われるらしく、脳に影響を及ぼし、心身にも影響が出ることもあるようです。

 ヨーグルトを摂取することでヨーグルトに含まれる乳酸菌の作用によって胃腸の働きが活発になり、腸内を活性化させ、腸内環境のバランスを変え、整腸作用を促すそうです。それに、ヨーグルトに含まれるカルシウムで骨や歯を丈夫にすることも期待できるようです。
 腸内の環境が良くなると、便通が良くなり、体の代謝が改善され、肌が綺麗になったり、免疫機能がアップしたり、心身のバランスをとることも期待できるようです。

 ヨーグルトに含まれる乳酸菌は48時間で体外へ出てしまうらしいので、毎日摂取し続けることが大切らしいです。効果的な摂取方法は、朝食後、ヨーグルト200g程度を食物繊維の多いフルーツなどと一緒に食べるのが良いようです。
 心身の健康を保つために、日々の食事の中にヨーグルトを取り入れて見てはいかがでしょうか。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、さまざまな種類があるようで、人によって合う合わないがあるようです。同じ種類のヨーグルトを摂取してもなかなか改善が見られない場合は、違う種類の乳酸菌が入ったヨーグルトを摂取するようにした方が良いらしいです。

 では、どのヨーグルト(乳酸菌)にどんな効果があるのか、一部記載します。これら以外にもここには書ききれないほど沢山の種類があるようです。興味がある方はご自身で調べてください。


ブルガリア菌、
サーモフィラス菌

 ブルガリア菌、サーモフィラス菌は市販されているヨーグルトの大半を占めているそうで、整腸作用(善玉菌と悪玉菌の腸内バランスを整える)が強いそうです。

サーモフィラス菌LB81

ブルガリアヨーグルトLB81
【特保】ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン 450g ×12個

 「ブルガリアヨーグルトLB81」は、消費者庁から特定保健用食品に認可されている。

 LB81という乳酸菌は腸内環境が改善されて、乾燥肌が改善され、肌の弾力性が良くなるそうです。ヨーグルト自体にビタミンが豊富なので便秘解消に効果があるようで、老廃物を体内から出すことで皮膚の改善に効果があるそうです。
ブルガリア菌のR-1乳酸菌

1073R-1乳酸菌使用の
明治ヨーグルトR1
【112g×24個 】
 1073R-1乳酸菌(ブルガリア菌)がつくりだすEPSという多糖体が、マクロファージを介して、腸内の免疫機能(NK細胞:ナチュラルキラー細胞)を活性化して風邪やインフルエンザウイルスを撃退するようで、インフルエンザの予防効果があるという画期的なものだそうです。元来、ヨーグルトは、免疫力を高める効果がありますが、特にR-1乳酸菌のヨーグルトは、その力が強力なのだそうです。
ガセリ菌 ヨーグルトのガセリ菌は、元々人の腸に多くあって、ビフィズス菌と共に、悪玉菌を抑え腸内環境を整える善玉菌の代表だそうです。
LG21ガセリ菌

明治プロビオヨーグルトLG21 【24個組】

プロビオとはプロバイオティクスからの造語で、プロバイオティクスとは、人の体の中で健康に働く微生物や食品のことだそうです。

 LG21(OLL2716株)という乳酸菌は、胃の中で働き、ピロリ菌を直接攻撃できる菌だそうで、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌の原因となるピロリ菌を抑制する効果があるそうです。
ガセリ菌SP株

MEGMILKナチュレ恵megumiヨーグルト 400g×4個入

 「ナチュレ恵megumi」は、消費者庁から特定保健用食品に認定されている。

 ガセリ菌SP株のヨーグルトは、メタボに効果があるそうです。この菌は腸内に長く留まり、腸のぜん動運動を活発にして、老廃物を排出してくれる為と考えられているそうで、特に日本人由来のガセリ菌SP株は、生きたまま腸内に長く留まる研究結果があるそうです。内臓脂肪だけでなく、皮下脂肪も減少する効果があるようです。
LGG菌
カゼイ菌やビフィズス菌よりも酸に耐性のある乳酸菌で、便秘・下痢の改善以外にも、風邪やインフルエンザの予防にも効果が高いそうです。
ビフィズス菌BB536
 ビフィズス菌は、元々体内に存在している善玉菌の1つで、健康な乳児の腸内に常在していたビフィズス菌BB536は酸に強く、他のビフィズス菌に比べ、生きたまま大腸に届く割合が高く、整腸作用による便秘解消、免疫力アップ、などの効果が期待できるようで、免疫力が落ちてる高齢者のNK細胞が活性化されたという研究結果があるそうです。
ビフィズス菌Bb-12
 ヨーグルトは、元々アレルギー改善に効果があるようですが、ビフィズス菌のBB536は、花粉症の症状を緩和する効果があるそうです。
 ビフィズス菌Bb-12は、酸に耐える力は一般的なビフィズス菌よりも高い能力があり、ヨーグルト中の菌数が保たれるばかりか、生きたまま腸に届き、腸管細胞への付着率が高いことも確認されているそうで、腸内最近のバランスを整え便秘の改善が期待できるようです。
ビフィズス菌GCL2505
 GCL2505というビフィズス菌は、腸に生きて届くだけではなく、増殖する(一旦ふえた後、だんだん少なくなっていくそうです。)そうです。継続して食べることで腸内のビフィズス菌量を維持することができ、整腸作用による便秘解消などの効果が期待できるようです。
ビフィズス菌BE80菌
(プロバイオティクス菌株)

DANONE BIO ダノン ビオ ヨーグルト ワイルドブルーベリー75g12ヶ + ストロベリー75g×12ヶ合計75g24ヶ入り
高生存BE80菌(プロバイオティクス菌株)が胃酸や胆汁酸に耐性があり、生きて腸にまで届き、摂ったあとは食物消化物の腸管通過時間が短縮されるそうです。便秘、下痢の改善に効果などの整腸作用が高いそうです。従来のヨーグルトとは違い、BE80菌を含むヨーグルトは菌量が減らないそうです。