えごま油(荏胡麻油)って聞いたことありますか?えごま油っていうから胡麻の仲間だと思ったという方、実は、名前に胡麻とありますが、実は、「シソ科」の植物だそうです。 このえごま油ですが、他の食用油には、あまり含まれていない「α-リノレン酸(アルファリノレン酸)」という成分が豊富に含まれているそうです。
必須脂肪酸といわれるオメガ3脂肪酸の一つである「α-リノレン酸」という成分ですが、身体の中では作られないそうで、食品などから摂るしかないのだそうです。
脳の成長は18歳ごろまでで、その後は、脳細胞が減少し、脳が縮小し、認知症に繋がるらしいのだそうですが、えごま油には、脳の神経細胞を刺激し死滅を防ぐ効果があるそうです。
えごまの主成分「α-リノレン酸」を摂取すると、体内で「EPA(エイコサペンタエン酸)」・「DHA(ドコサヘキサエン酸)」に変わるそうです。
EPA・DHAには、さまざまな効能があるそうで、その中の一つに、血流を良くし弱った脳の神経細胞を刺激し死滅を防いで、痴呆・認知症の予防に効果があるそうです。
えごま油を効果的に摂取するには、栄養的に、たまごなど、たんぱく質と摂ると効果的だそうで、朝(一日に活動を始める時間帯)に、一日の摂取量「小さじ一杯 約5g(27kcal)」程度を「たまごかけご飯にかけて食べる」のが良いそうです。しかし、毎日摂取することが大事で、毎日続けないと、あまり効果が得られないそうです。また、えごま油は、熱に弱いそうで、100度を越えると過酸化脂質という毒ができてしまうそうです。
荏胡麻には、他にも、動脈硬化予防、不整脈予防、視力向上、痴呆の予防、中性脂肪低減、血中コレステロール低減、血圧低下、精神安定、記憶学習能力向上、抗アレルギー、抗炎症、抗腫瘍作用、等の効能があるそうです。