カルシウムを吸収するために必要なビタミンDが無いと、カルシウムを含む食品を摂取しても、身体は骨からカルシウムを取るそうです。
歯や骨を丈夫にするには、カルシウムが欠かせないと言うことは知っていると思いますが、カルシウムは比較的体内に吸収されにくい栄養素らしいので、カルシウムと同時にビタミンDを摂取すると、ビタミンDが骨の新陳代謝を活性化し、カルシウムの吸収率を高めてくれるそうです。ビタミンDは、日光を浴びることで体内で合成されるそうですが、“カルシウム”と“ビタミンD”はサプリメントなどで摂取(サプリメントは、説明書の用法容量を守ってください。)することでも良いらしいです。
骨は、破骨細胞が古い骨を壊し、骨芽細胞が新しい骨を作るという働をバランス良く繰り返すことで、骨は健康な状態を保っているそうです。この骨の代謝のバランスがくずれ、破骨細胞の働きが活発になったり、骨芽細胞の働きが低下したりして骨の中身が足りなくなってしまうことで骨が弱くなり、骨折しやすくなったり、骨粗しょう症が起こるらしいので、骨を丈夫に保つために、カルシウムとビタミンDを摂取して、骨を丈夫に保つことは大切なようです。
また、運動不足は骨密度を低下させ、運動(体重をかける運動)をすることによって、骨密度が増すらしいので、適度な運動をすることも有効らしいです。
<カルシウムのはたらき> 1.骨や歯を形成する 2.心臓の鼓動を保つ 3.筋肉を収縮させる 4.神経の伝達機能を促進する 5.神経の興奮をしずめ、精神を安定させる 6.血液を凝固させる 7.ホルモン、だ液、胃液を分泌させる 8.細胞分裂を促す 9.体内の鉄の代謝を援ける 10.体液、血液を弱アルカリ性にする