味覚障害には亜鉛を摂取すると改善するらしい

 
 

 
 

 味音痴と言われる、「作った料理が濃すぎると、家族に言われた」、食事をしていて「何を食べても味がしない」「味が薄く感じる」「本来の味と違う味(変な味がするなど)がする、(腐敗などしていない正常な食品で)」などの症状ありませんか?もし、思い当たるところがあれば、それは味覚障害かもしれないようです。
 原因として考えられるのは、病気、加齢による症状、舌に異常がある場合、風邪をひいて鈍っている場合などがあるようですが、原因の大半を占めるのは、亜鉛の不足によるものが大きいようです。

 味覚を感じるのは、舌や上あごにある味蕾(みらい)という器官だそうです。その味蕾の味を感じる細胞は短い周期で新しく生まれ変わっていて、そのためにはたくさんの亜鉛を必要とするそうです。つまり、亜鉛が不足すると細胞が生まれ変われなくなってしまい、味覚障害を引き起こしてしまうのだそうです。

 不足した亜鉛を補うには、食品添加物を含む食品の中には、亜鉛を体外に排出する成分が含まれていたり、亜鉛を吸収を妨げる成分が含まれている場合があるので、加工食品(合成保存料の食品添加物)に注意しながら、亜鉛を含む食品を食べ、亜鉛を摂取することが大事らしいです。但し、亜鉛の摂取には、1日当たりの摂取量の目安があり、極度に大量に摂取しすぎ無いようにした方が良いようです。また、なかなかバランスの取れた食事や、亜鉛を含む食品が不足している場合は、サプリメントなどで摂取することも良いようです。
 亜鉛を多く含む食品の代表としては、牡蠣(かき)等が上げられますが、他にも、和牛もも肉・豚レバー・うなぎ・ほたて貝・鶏レバー・カシューナッツ・アーモンド プロセスチーズ・ そば(茹)・納豆・木綿豆腐・緑茶などがあります。
 ビタミンCやクエン酸は亜鉛の吸収を促してくれるそうなので、レモン・酢・梅干・緑黄色野菜・果物、等と一緒に摂取すると効果的だそうです。