目の老化の予防にルテインは必要な成分らしい

 
 

 
 

 “ルテイン”とは、強い抗酸パワーを持つカロテノイドの色素の一種で、野菜や果物、海草などの食品に含まれているそうです。

 “ルテイン”は、もともと体内にある成分で、なかでも“ひとみ”の部分に多く存在しているようですが、加齢にともなって減少すると言われていて、減少するに伴い、ぼんやりしたり、歪んだり、視力低下や眼の病気や様々な視界のトラブルを引き起こしてしまうといわれているそうで、一日のルテイン摂取量は、6mg~20mg程度が望ましいとされているそうです。

 ルテインは体内にありながら、生成できない成分であるため、食事を通して継続的に摂取することが重要とされているようで、特にケールやほうれん草、ブロッコリー等の緑黄色野菜などに含まれているそうです。たとえば約10mgを摂取するには、ホウレンソウならサラダボール2~3杯分、ニンジンでは13本程の量になるようです。

 サプリメントで補給するときには、「フリー体ルテイン」を使用したルテイン サプリメントと「ルテインエステル」を使用したルテイン サプリメントの2つのタイプがあるらしく、吸収率に違いがあるそうです。
 「フリー体ルテイン」は人間の体内に存在するものと同じルテインであるため、そのまま体内に吸収されるそうです。
 「ルテインエステル」は「フリー体ルテイン」に「脂肪酸」がエステル結合されたもので、未精製のままルテインです。未精製なので、原料的にも安価で、人の体内に入ってもそのまま吸収されることはないようです。そのため、摂取された「ルテインエステル」は、体内で消化酵素の力を借りて、脂肪酸が取り除かれ(脱エステル化)、フリー体ルテインだけ吸収されることになるそうです。

 眼に、疲れ、視力低下などを感じたときには、ルテインを含む食品を摂取してみてはいかがでしょうか。